2006年04月03日

種死小説5巻 本編との比較・感想

主に、本編を改変・本編にないオリジナルシーンを採り上げます。
台詞抜き書きのところは地の文を省略しています

プロローグは、恋人のタリアに夢を語る若きの日デュランダル。
強制力がないDPのようなものか?
「あら、あなたは公式で幸せを導き出せるというの?」
「もちろんさ!そのためにぼくらは、ナチュラルを超えるこの能力を得たんだ。
ぼくはね、タリア、いつかこの世界を変えられると信じてる。
すべての人が、互いに敬意を払い、自分の持てる力を捧げて共に人類の未来を
切り開いていく、素晴らしい世界に。
誰も誰かを虐げたり、憎んだりしない。争いや貧困は過去のものとなり、
人々は愛し合って生きる。すべてにおいて平等な、平和で穏やかな世界
──そんな世界がいつかきっと訪れるに違いない……」


Phase01 アニメ43〜44話
・カガリの演説が始まるとすぐキララクはオーブ内閣府に向かう。
アニメではミーアの電波ジャック後。テレビに映るの早すぎですラクス様
・レクイエム発射も議長の計算のうちだった。
二人のラクス騒動で混乱した世論をロゴス憎しで一つにまとめるため。
議長、完璧黒確定ですね…。

Phase02 アニメ45話
・連合との決戦に向かう途中、イザークとディアッカの会話
アスラン脱走の真相について、疑念を抱く二人
「アイツは裏切り者だ!証拠もあるし、報告も出ている。
それなのに、ここで俺たちが騒ぎ立てたらどうなると思う?」
ディアッカはつい、絶句した。
イザークのその言葉自体が、アスラン脱走と、それを処理した上層部への、
彼らの疑いを如実に語っている。
いま下手に動いては司令部の目を引くだろうし、隊員の士気にもかかわるだろう。
しかし、どうしようもない虚しさが胸をよぎるのは止められない。
49話の唐突なザフト離反をフォローする伏線。
・アスカガのお別れは本編通りの印象

Phase03 アニメ46〜48話
・コペルニクスで匿名の情報提供者から連絡がありラクスが直接合うことに。
昼食はピザが美味しい店がいい、などと呑気に話し合うキララクメイリンに
頭を抱えるアスラン。
結局、情報提供者は現れず。サラ達の仕掛けた罠だったと思われる。
・キラ達を送り出した後、ネオマリュ会話に追加。DPについて
「俺は嫌だね。そんな世界は」
「まあね……でも、そこに戦争がないのは確かよ
もしかしたら私たちは、とんでもない過ちを犯そうとしているのかもしれない。
どんな形であれ、平和を望む人々からそれを取り上げて、いまの混乱した世界を
押しつけることになるかもしれないんだわ」
「冗談じゃない。
平和なんて、はいどうぞって、ポンと与えられるようなもんじゃない。
自分たちで勝ち取るもんだろ?俺は自分の暮らす世界を、誰かのオーダーで
創られるなんてごめんだ。
あんただってそうだろ?そんな世界に住ませたいと思うか、ホラ、俺たちの子供をさ?」
「そうね……はあ!?」

・「わたくしも参りますわ」凸「はぁ?バ…」馬鹿と言いかけカット
・ミーアの死にラクスの決意。珍しくラクスの心情が細かに描かれている。
前大戦によって心に傷を負い、また一人歩きしていた自分の虚像に疲れ、
愛するキラと共に隠棲したことは逃げだった。
もし権力の座にとどまっていれば議長の野望を止めることも、
ミーアの命を救うこともできたかもしれない。
もう逃げない、二度と過ちはくり返さない。それがミーアへの償いだ、と決意する。
・レイが発作を起こしたのはシンに出生の秘密を語ったときが初めて。
アニメで「いつも同室にいたシンがレイの持病に気付かなかったのはおかしい」
という指摘がなされていたのでフォローしたと思われる。
・「ラクカガは自分と世界を二分する力を持っている」と議長
ラクスはともかくカガリは高評価すぎないか。

Phase04 アニメ49話
・ネオマリュ会話。ネオ「大丈夫。すぐ戻ってくるさ。勝利とともにね」
ムウがかつて囁いた言葉に動揺するマリュー。
・ディアッカがミリアリアを思う
“デスティニープラン”にしても、ディアッカにはとうてい受け入れられない。
遺伝子なんかでわかるのは、その人間の生まれ持った能力だけだ。
そんなモノで人間の価値は計れない。
そのことを彼はかつて、自分たちより能力的には劣ったナチュラルの少女に
教えられていた。

私は別にディアミリ好きというわけではないが(カプはアスカガ以外興味ない)、
作品のテーマに関わる事なので引用。
ストーリーの帰結点、落としどころはここに持ってくるべきだったと思う。
スーパーコーディネイターのキラ様とプラントの女王ラクス様が天下を取る世界
なんて、結局世の中遺伝子がすべてだったということだ。
きっと今頃議長は墓の下で高笑いしているぞ。
あーあ、アスカガでやって欲しいテーマだったなorz
・ルナメイ姉妹対決。メイリンの台詞追加
「贋者のラクス様がどうなったか──議長が何をしてるのか、なんでっ……」
「あの人はメイリンさんのお姉さまです、撃ってはなりません」と
ドム三人衆に身内贔屓を指示するラクス

Phase05 アニメ50話〜FINAL PLUS
・アスラン対ルナマリアに台詞追加
「すまない、ルナマリア」
「何で……何で裏切ったの!?なんで!──なんでなのよぉぉっ!?」
「俺は議長の創る世界に生きることができない。
……ただ、兵器のように、示された敵を撃つ道具としては。
だから、いまは“レクイエム”を──あれは、あってはならない力だ!」

ルナに詫びたのはいいが、「敵を撃つ道具になるのが嫌→
自軍を裏切って大量破壊兵器を破壊」という流れは前作と全く同じ。
じゃあなぜあんたはザフトに復帰して軍人やってたのか、ってことになる。
うーん微妙だ。
・ムラサメ隊のゴウ、ニシザワ、イケヤ、ムウにオーブの未来を託し戦死。
・アスラン対シン、シンはルナの裏切りに切れる
守る?戦う?憤怒に目の前が真っ赤に染まった。
──おまえも俺を裏切るのか!?
シンは瞬時にわき起こった殺意に突き動かされるまま、白い機体に向かって
掌を突き出す。そこからビームが放たれるというとき──
──ダメぇぇぇっ!
甲高い声が頭の中ではじけた。

切れたシンがルナを殺そうとし、ステラの幻影によって我に返る。
この後アニメ通り、手遅れになりアスランが種割れで割り込んでルナを救う。
うわ…救いようがない展開だな…シン、本気でルナを殺そうとしていたのか。
・ミネルバはムラサメ隊によって撃沈
アニメではアスランがリフターを飛ばして機関部を破壊。
・オーブのカガリ、シェルター入りを拒否しアスラン達の勝利を祈る。
・「俺が間違っていた」ジャスティスに敗れたシンは
アスランの言葉を回想しながら敵も同じ人間であることに今更気付き、
罪悪感にうちのめされる。
なんか、DPやオーブはあまり関係ないようです(笑)。
ルナに手をかけようとした自分にショックを受けた感じ。
・メサイアで、レイ達を置いていって良いものか迷うアスラン
「行こう」
キラがうながし、アスランはためらった。
「だが……」
このまま彼らを残していっていいのか?──迷うアスランに、
キラは低くささやきかける。
「もう、ぼくらにできることはないよ……」
この結末を招いたのは自分たちだ。それも自ら望んで。
その事実を苦く噛みしめながら、アスランとキラはその場を後にした。

キラ、悪魔のささやき!リウ先生はレイ見殺しの罪をキラに被せました。
アスランは救われたような、そうでないような。
・レイを救いに行くシンルナ
「言ったじゃないか、まえに!どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろうって!」
「シン……おまえたち……きろ。生きて……俺の……明日を……」

オリジナルシーン。リウGJ!!
結局レイは死を選んでしまうけど、「生きろ」と言ってくれた人がいた
というだけでだいぶ救われたのでは。
でも益々アスキラの非道っぷりが浮き彫りに(笑)。

エピローグ
・イザークとディアッカがニコルの墓参り
・バルトフェルドとダコスタはオーブでコーヒーを飲んでいる
・ムウとマリューが海辺で散歩。タリアの息子に会いにいく相談
・アニメ通り、慰霊碑前キラシンの出会いでEND

アスランとシンの和解、その時の心情は何も語られず。
リウ先生にはどうでもよかったのか。ジエッジに期待しましょう。

フレッツSEED120%にて、作者の後藤リウ氏インタビュー
http://blog.livedoor.jp/roborobo2/archives/50486278.html
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2006年07月18日

機動戦士ガンダムSEED キラとアスランの激闘(1)

高山版コミカライズ種の第一巻です。

第一章「再会、そして…」(アニメ1〜10話)

アスラン視点から物語は始まります。
ヘリオポリスに潜入したクルーゼ隊は、丘の上から地球軍秘密工場の様子を窺っていた。
アスランは不意に舞い降りてきた季節外れの桜の花びらに、親友・キラと別れた日を思い出す。

そういえば…三年前のあの日も桜の花が舞っていた…
別れ際…あいつはずっとうつむいたままだった…
キラ・ヤマトお前は今…どこで何をしている…?
今の俺の姿を見たら…お前は何と言うだろうな…

キラ…お前は今何をしている…?
俺は…戦争をしている…お前が大嫌いだったあの戦争を…!!


襲撃作戦開始。
銃撃戦の後、ナイフで敵ののどを掻き切る残酷だがかっこいいシーンが追加されています。
そしてキラとの再会。

目の前の光景を俺は受け入れられずにいた…
信じられるわけがない…あのキラがこんな所に…
敵軍のモビルスーツの上にいるなんて万に一つもありえない!

──だが……
それは夢でも見間違いでもなかった…
あの幼なじみのキラが…敵軍のパイロットとして俺の前にいた…


クルーゼにキラの件を報告。もし説得できないとき?はと聞かれ「私が討ちます!」で再び出撃。
対峙した二人は何故戦わねばならないのか問い掛けあう。ユニウスセブンの悲劇を話すアスラン。
そこへイザークが割り込みストライクと一対一の戦いになる。
キラ…ムダ弾が多すぎる! そんな戦い方をしていたら…
案の定、ライフルがエネルギー切れ。
イザ「ふん!自分の機体の特性も知らないどシロウトがっ!!」
キラの危機にMAに変形したイージスで捕獲しようとするが、ムゥの介入によって阻まれる。
「キラ!!待てっ!!行くなっ!!」
思えばあれが最後のチャンスだったのかも知れない…

あの時なぜ俺達は出会ってしまったのだろう…?
この再会に何の意味があるというのか…
ストライクのパイロットがあいつと知らなければ俺は…


本編と違うのはそれほどストライクの強さを感じないってことだろうか。
素人のキラとプロの軍人のクルーゼ隊という違いをはっきりさせた描写がある。
アスランがキラキラうるさいのはあまり変わらないけど

次の戦闘で行方不明のラクスをAAが人質にしていると知り
「卑怯者と戦うのがお前の正義か!?」と罵る本編通りの展開がある。
その後、人質のラクスを単独で返しに来たキラに

キラ…!これがお前の本心なんだな
心まで支配された訳ではない…と
ならばまだ望みはあるのか!?


以下、「一緒に来い」「僕には守りたい友達がいるんだ!」
「次に会うときは俺がお前を撃つ!」ほぼアニメ通りの会話で二人は決別する。

すべて望みの糸は絶ち切られた…
明日からお前は俺の倒すべき敵!
俺とキラとの間に真空の闇が広がって行く…
どこまでも広く…
どこまでも黒く…
──さらばだキラ!


高山アスランはポエマーでした。ジエッジ同様、モノローグによる補完があるっていいね!
この話だけ見るとアスランが主人公みたいでした。


第二章「叫び」(アニメ23〜31話)

地上に降りたアスラン達はザラ隊を結成し、AAを追撃。
視点はキラに切り替わり、オーブ近海でザフトのG4機と戦闘になる。

ここでキラが過去回想

CE68年2月コペルニクスシティのアカデミー幼年学校

先生「先日提出されたアスラン・ザラ君の論文
   『マイクロマシンの有機統合活動のコントロール方法』が…
   プラント評議会でのコンテストでみごと最優秀賞を受賞しました!
   君はわがアカデミーの誇りだ!」
キラ「おめでとうアスラン!
   やっぱスゴイよなあアスランはあ〜」
アス「そんな大したことじゃないよ…
   最優秀っていったって同学年の中だけだし…」
キラ「だってあの論文僕が読んでも何のことやらチンプンカンプンだったもん!」
アス「何言ってんだよ!
   あの時キラは一ページめの見出し見ただけで投げ出したくせにっ!
   キラの悪いクセだよそれ!」
キラ「ん?」
アス「キラは何でもやる前からどっかあきらめてる気がするんだよな!
   もっと自信持てよ!」
キラ「そんな…僕にはアスランみたいな才能はないよ…」
アス「例えば…ほらあれ!
   天才的裏技プログラミングとかさ!」
キラ「ええ〜っ あんなのお〜?
   アスランだってあんなの邪道だって言ってたじゃないか!」
アス「い…いいや!キラには絶対プログラマーの才能あると思うよ!」
キラ「そ…そっかな…?」
アス「でもあれじゃキラ本人にしかあつかえない代物だけどなっ」
キラ「えへへへ〜…ええ!?」

アスランはいつでも僕のほしいと思う答えをくれた…
アスランは…ずっと僕のあこがれで…僕の先生だった…

以下、スーツCDのトリィ誕生秘話、桜の下の別れシーンへと続く。
本編では語られなかったアスランとキラの過去話、総集編の1話分使ってでもやってほしかったな。

AAのピンチにカガリがオーブへ助けを求め、何とか領海内へ逃げ込むことが出来た。
キラとカガリの会話、中略「戦っても戦争は終わらないよ」
他方ではウズミとヤマト夫妻が二人の出生の秘密について語り合っていた。この辺は本編と同じ

両親との面会を拒否したキラにカガリが理由を聞く。仕事が残っているからと答えるが

カガ「ふう〜ん お前基本的にウソがつけないヤツだよな!」
キラ「え…?」
カガ「ズバリ『女』だな!?」
ジュースをPCに吹きこぼしてしまうキラ
キラ「ああ〜っ データがっ…」
カガ「ふんっ バーカ!
   お前の彼女…両親とも亡くなっているんだってな…
   だからお前彼女を気づかって行かないんだろ?」
フレイの「コーディだからって本気で戦ってないんでしょう!?」回想
カガ「ミリアリアやトールが言ってたよ!
   あの時フレイの父親を救えなかったからキラは彼女に負い目があるん…」
キラ「やめろ!!
   何も知らないくせにヒトの話に首つっこむのはやめてくれないか!?」
カガ「なっ 何だとっ…人がせっかくしんぱ…」
トリィが突然飛び立つ


アニメは「何故自分をコーディにしたか」と恨み節だったがフレイを気遣ってることに変更。
カガリもキラに淡い恋心抱いていて(私にはそう見えた)フレイと微妙な関係だったのが
さっぱりした友人関係に変わっている。
ちなみにこの漫画、女性キャラの影が非常に薄くキラフレ関連はここだけ。
フレイも単体での出番はこの回想シーンだけ。となっている。
確かに子供向け漫画でキラフレは描けないよなぁ…。

一方オーブへ潜入したザラ隊、アニメと違って皆私服です。ディアッカがチンピラみたい…。
モルゲンレーテを探ろうとしているとトリィが飛んできてアスキラフェンス越しの再会。
二人とも別れ際にうっすらと涙を浮かべています。なんだこのラブラブっぷりは!

オーブを去り、再びアラスカを目指すAA。
待ち伏せるザラ隊と、それを承知の上でオーブ領海を出るAAとの駆け引きが始まります。
このあたりは本編のような正面から力押しではなくお互い戦術を尽くしている。

イザ「アスラン!お前クルーゼ隊長のように敵を感じるってんじゃないだろうな?」
ザラ隊の面々もクルーゼの特殊能力を知っているという設定なのか。

AAは密かに待ち伏せているザラ隊に背を向け、方向転換。
不審に思い「様子を見よう」と呼びかけるアスランだが、イザークとディアッカは待ちきれずに
飛び出してしまう。
仕方なくアスランはニコルにミラージュコロイドを展開しつつAAの側面を衝くように指示し、
自分は二人の援護に向かうのだった。
(ちょっとここで疑問。ミラコロは大気圏内で使えるっけ??)
勢い良くAAを追跡するデュエルとバスター。
だが海中に隠れていたランチャーストライクがバスターを狙撃し、戦闘不能に追い込む。
次いでデュエルにもアグニが直撃。

キラ「デュエルのパイロット!聞こえているか!?
   この戦いは君らの負けだ!!今すぐ機を捨てて退却するんだ!!
   たのむ!退いてくれ! 僕は…君たちを殺したくはないんだ!!」
イザ「きっ キサマ!俺をバカにするのか!?」
ナタルが通信回線で「何をしている!!さっさと撃た…」切る
キラ「もう一度たのむ!!退いてくれ!!」
イザ「このままおめおめと…生き恥を晒すくらいならっ!!
   キサマと刺し違えるっ!!ストライクうぅつ」
キラ「ばかやろう〜〜っ!!」

やむを得ずデュエルを撃とうとするキラ。
そのとき、追いついたイージスがビームを放ち援護に入る。
その隙に背後から斬りかかるデュエルを何とストライクは一本背負いし、
センサーをアーマーシュナイダー(ナイフ)で破壊。MSの目を奪われ
イザ「な…何がどうなっている!?じ…自爆装置は…!?
   な…なぜ殺さない…ストライク!殺せ…俺を殺せええっ」
暗いよ狭いよ怖いよ状態のイザーク、戦闘不能に。

だがキラはイージスと撃ち合ううちに弾切れとなり、残る武器はナイフ一本のみ。
アス「どうしたキラ!!持ち駒はそれだけかっ!!
   今日こそはやらせてもらうぞっ キラ!!」
   桜の下の別れを回想(さよなら…キラっ!!)
その時…
反転してきたAAが現場に到着、ストライクはソードに換装し再びイージスと互角に斬り合う。
一対一なら、まだエールに換装出来るストライクが絶対有利!と勝利を確信したAAクルーだが
忍び寄っていたブリッツの強襲を受け、一転してピンチに。
AAの艦橋に迫るブリッツを見たキラは種割れ、遂に仕留める。
ニコル死亡、アスラン種割れ。

キラ「ぼ…僕は…今何をした…?アス…ラン…?」
  (MSごしにも伝わってくる…アスラン…君の怒りが…)
  「そうか…僕が今討ったMSのパイロットは…」
  (僕はもう…)覚悟を決めたキラにイージスのビームサーベルが迫るが

トールが「キラ!!」とスカイグラスパーで突撃し救うも、イージスに膝蹴りで撃墜される。
互いに友人を失った二人は復讐に燃えて殺しあう。
やがて激闘の末イージスがストライクに組み付き自爆し、
オーブへ生存者捜索を依頼した後AAは離脱。
カガリら捜索隊は海岸に倒れているアスランを発見する。

アニメはアスキラの戦いに割り込んで無駄死にだった(一応キラを種割れさせていたが)トールが、
勝負を諦めかけたキラの命を救う役目を果たしている。
ニコルとトールが戦死し、キラとアスラン最大の死闘を含む戦闘は
状況が二転三転する本編以上に激しいものでした。


第三章「閃き」(アニメ31〜35話)

いきなりフリーダム出撃から。
アラスカで絶体絶命のAAを救うために自由の翼が降臨する。
ムゥのスカイグラスパーも合流し状況を説明

ムゥ「時間がない! のろくさしてると敵さんごと皆『レンジでチン』されちまうぞ!」

レンジでチンって…笑えるけどわかりやすい表現だ。
ムゥは「俺たちは捨て駒にされたんだ!」と撤退を促す。打ちひしがれるマリューに

キラ「死んじゃダメです…艦長…いえマリューさん…」
マリュ「ヤマト少…キラ…君?」
キラ「こんなくだらない物のために…死んじゃだめです…」

戦場の真ん中で無防備に両手を広げ、双方に撤退を呼びかけるフリーダム
アズラエルの指示でサイクロプスが起動し、アラスカは大爆発。


艦長→マリューさんと呼び方を変えたのは軍人ではなく
一人の人間として接しているということだろう。
アニメではビームをぶっ放しながら説得?していたキラが
危険を冒してでも無防備な態勢で両軍に呼びかける姿は感動モノ。
うーん、ジエッジのアスランを思い出す。


2巻へ続く
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2006年07月19日

機動戦士ガンダムSEED キラとアスランの激闘(2)

高山版コミカライズ種の第二巻です。

第四章「…そしてともに」(アニメ31〜39話)

オーブに救われたアスランは別れ際にカガリからハウメアを受け取り、迎えのイザークと再会。
ネビュラ勲章を授与され、特務隊転属のためシャトルで本国へ。途中フリーダムとすれ違う。

アス(ハウメアの…護り石…だっけ…?きれいな石だ…)
カガリ「殺されたから殺して(ry」回想
  (人を殺して表彰されるなんて…やっぱおかしいよな…
   カガリっていったな…お前の言う事の方が正しいのかもしれない…
   だがどうすればいいっていうんだ?俺は軍人なんだぞ…)

プラントではパトリックからラクスの裏切りを聞かされる。
証拠映像に映っていたパイロットがキラであると気付くのはアニメと違うところ。

一方、アラスカに戻ってきたAAはサイクロプス発動後の惨状を目の当たりにする。
サイ「これがっ!!あんたたちの“正義”なんですか!?」マリュ「アーガイル二等兵?」
サイ「艦長!答えてくれよっ!!
   いくら戦争だからって…こんな事許されていいはずはない!!」
トノ「キサマ!!上官にむかってその口のきき方は…」
マリュ「やめて!いいのよ
    あなたの言う通りね…私だってこんなこと…でも
    やらなければやられる…それが戦争だから…」
サイ「じゃあいつまでこんな事を続けりゃいいんですか!?
   敵が一人もいなくなるまでですか!?
   その時は多分こっちもみ──んないなくなってますよ?ハハハっとんだお笑いぐさだ!
   ナチュラルだとかコーディネイターだとか連合だとかザフトだとか
   正義だとか大義だとかっ!!そんなものがあるからっ!!」
肩の徽章をむしりとって投げ捨てる
トノ「サイ!!」サイを殴る
マリュ「ト…トノムラ軍曹!?」
トノ「きいた風な口をきくなっ!!青二才がっ!!
   わかるのか?お前らにっ!!祖国に裏切られた今の俺たちの気持ちがっ!!
   オーブの外国人のお前らなんかにっ!!」
ミリ「じゃあトールを返してよ…
   あんたたちの国のせいで死んだ…トールの命を返して!」
マリュ「もうやめましょう…仲間同士で傷つけ合うのは…
    アーガイル二等兵…いいえサイ君!
    あなたの意見の方が正しいわ!おかしいのは私たち軍人の方…
    でも…これだけは信じて…!
    私は…いいえ少なくともこの艦のクルーは全員…平和を願って戦ってきたことを!」
キラ「ならば今…何と戦わなきゃならないのか
   あなたはもう…気がついているはずだ…マリューラミアス…
   僕は…それと戦うために戻ってきました…この戦場に!
   あなたは…どうしますか?」


こんなブチギレサイは他では見られない。
しかしキラがいきなり生意気にもマリューを呼び捨て。
本編より悟り度が上がってるような感じがする。

アスランはフリーダム追討令を受け、キララクは敵と自分に言い聞かせるようにして
ザフト軍・カーペンタリア基地に到着。目撃した兵士から情報を得る。

兵士「ああ!間違いない!この機体だった すっげえ速いヤツだったな…」
アス「それで…この機体はアラスカで何をしていたのですか?我々と戦闘を?」
兵士「いや…まあ確かに一機行動不能にさせられたけど…
   パイロットは無傷だったし…なあ?」
兵2「は…はい」
兵士「俺たちはむしろこいつに礼を言いたいくらいなんだ」
アス「え?」
兵士「あの時こいつが俺たちの前に立ちふさがってくれなければ
   俺たちの隊もアラスカ基地内に進入してそのまま…
   だから俺たちにとってこいつは…命の恩人さ!
   なあ…本当にこいつ…俺たちの敵なのか?」


兵士の証言やアラスカの惨状、プラントでラクスに言われたこと(アニメ36話)から
キラは何をしようとしているのか、自分のしていることは正しいのか疑念が膨らんでいく。
この辺りの心情の変化はアニメより丁寧だと思う。

地球軍がオーブに宣戦布告したとの報が入り、フリーダムとAAは全滅を覚悟で救援に向かう。
アスランもジャスティスで状況の推移を見守る。

アス「何と戦わなくてはならないのか…か」
  (俺の本当の敵は…)
  (やはり来たな…キラ!君の戦うべきモノが何なのか…見させてもらうよ)


連合の新型ガンダム3機に不殺を貫き苦戦するキラにアスランは苛立つ。

アス(何をやっているんだキラは!?本気で一人も殺さないで戦うつもりなのか!?
   いくらお前の操るフリーダムだとしても…そんな戦い方をしていたらやられるぞ!
   キラっ!!)

しばらく見守っていたアスランだが、キラの危機に割って入る「そこまでだ!」

キラ「ア…アスラン ザフトの君がなぜ…?」
アス「なら聞くが地球軍のお前がなぜ地球軍と戦っている?」
キラ「僕は…ただ戦争を終わらせたくて…それに僕は地球軍じゃない!」
アス「なら俺も同じだ!今の俺はザフトじゃない…」

アス「俺はアスラン…お前を助けたいと思っている
   ただの幼なじみのアスラン・ザラだっ!!」
アス(ミゲル…ニコル…すまない!
   俺は今お前たちの仇を助けている…!
   だが今はキラを助けたい…いや
   友として助けなきゃいけないんだ!)

アス「ようし!一気に行くぞ!キラ!」
キラ「うん!だけど…」
アス「わかってる 殺すなって言うんだろ?」
キラ「うん!」
アス「努力はする!」
キラ「ええ?」


努力はする!ってウケる(笑)。キラを助けたのは私情だとはっきり自覚しているのがいい。

薬が切れて連合は撤退。戦闘が終わると、コクピットから出た二人は生身の再会を果たす。
キラに銃を突きつけるアスラン。

キラ「アスラン…」
アス「キラ!俺は軍からフリーダムの奪還とお前の殺害を命令されてここに来た!!」
キラ「…そう」
アス「お前はわかっているのか!?そのMSがどんな兵器なのか!?」
キラ「うん…核で動いているって事ぐらいはね…」
アス「だったらそれが敵の…地球軍の手に渡ったらどうなるかもわかるよな!?」
キラ「そんな事は僕がさせない!!絶対に!!
   それがこれを僕に託してくれた…ラクスへの僕の責任だ!」
アスラン、銃を下ろす
アス「キラ…いいだろう信じよう…
   ただし!少しでもおかしなそぶりを見せたら俺はお前を撃つ!!」
キラ「わかった…でもアスランはそれでいいの?
   僕たちはザフトとも戦うことになると思うよ…」
アス「だろうな…だが俺はあくまでザフトのために戦う…ザフトとな!」
キラ「え…?」
アス「俺は父に…今のザフトに疑念があるんだ…」
キラ「…そう……辛いね…」

本編は間にカガリが入ってきてなんとなく微笑みあっての和解だったけど、
高山版は二人だけで、アスランはキラに銃を向けています。
決して心を許しあったわけではなく、あくまで目的のために共闘する姿勢。


最終章「光」(アニメ40〜50話)

本編40話のオーブ脱出シーンはなし。
AAはいつの間にか宇宙に上がってエターナル・クサナギと共闘している。
クルーゼがプロヴィデンスで出撃し、地球軍の核・ザフトのジェネシスの双方撃ち合いが始まる。
乱戦の中ムゥはクルーゼの気配を察知し、ストライクで挑むがドラグーンにより大破。
援護に来たキラとクルーゼの一騎打ちになる。

同じ頃、ラクスが第二射準備中のジェネシス停止を呼びかけていた。
アスランも通信回線で父への説得を試みるが

アス「父上!!もうお止め下さい!!」
パト「アスラン…」
アス「月基地を落とした今!すでにザフトの勝利は決しました!!
   この上あなたは何を撃とうと言うのですか!?」
パト「決まっておろう…?地球だよ!
   奴ら旧人類などこの際全員消えてもらった方が後の世のためだ!
   我らコーディネイターの創り出す新たなる世界のためにな!!」
アス「父上ええっ!!」
単機ヤキン・ドゥーエに突撃するジャスティス+ミーティア
ディ「アスランムチャだ!!いくらジャスティスでもあれだけの大軍相手じゃ…」
アス「なぜなんだ父上!?何があなたをそんな風にした!?
   母上を殺された復讐ですか!?こんな事をして母上が喜ぶとでも思うんですか!?
   答えてください父上!!父上っ!!
   止めてみせる!!たとえあなたと差し違えてでもっ!!」
パト「なっ何をしている!?たった一機を相手に…数で押せ!!数でっ!!」
ザフトの集中砲火に晒されるジャスティス
アス「うわっ…」
カガ「ああっアスランっ…」
オペ「ジャスティス反応消失!!」
パト「あの…バカ息子が…」
  (レノアは…お前の母はな…私にとって唯一無二の存在だったのだ…!
   レノアのいないこの世界など私にとっては…)


パトリックは愛に狂った人ということにされている。アニメはイマイチわからない。

クルーゼと戦う最中、ジェネシスが発射されようとしていることに焦るキラ。
そこにムゥがメビウスゼロで突っ込んでくる。
「貴様に引導を渡すのはこの俺様だああっ」
有線式ガンバレルでプロヴィデンスを雁字搦めにし、動きを封じる。
「撃てキラ!!俺がこいつを押さえているうちにっ!!」
泣きながらムゥとクルーゼを撃つキラ。
「それでいい坊主…」
「ムゥさん…ムゥさんっ…!どうして…どうしてっ!!」

ムゥの死に方変更。アニメはAAを庇ってだったがこちらはクルーゼと相打ち。

キラの叫びに大破したジャスティスの中で意識を取り戻すアスラン。
残された最後の武器─核動力自爆を使いジェネシスを破壊しようと決意する。
アス「父上…あなたにこれ以上の罪は重ねさせはしません…
   母上…僕は親不孝者でしょうか…?違いますよね?」
  (キラ…カガリ…お前たちは生きろ…!生きて…)
キラ「死ぬなっ!アスランっ!!」
アス「フ…フリーダム!?まさかっ キラ!!
   来るなキラ!逃げるんだ!もうすぐここは…」
キラ「いやだっ!!
   アスラン…!君も一緒にっ…でなきゃ僕はっ…!!」

「キラ!」「アスラン!!」
コクピットから互いに手を伸ばす二人。
二人の手がしっかりと握られたときジェネシスが大爆発を起こす。

ジェネシスへアスランを救いに来るのはカガリではなくキラ。

ヤキン内部ではユウキ隊長がパトリックに銃を向けてクーデターを起こす。
パト「くっ…何が…どうなっている?誰か!報告しろ!」
隊長「ザラ議長閣下!」
パト「なっ何だ キサマ〜っ!!何をしている!!」
隊長「地球そのものを撃とうなどと…もはや正気の沙汰とは思えない!
   我々はもうあなたの指示には従えない!
   議長…あなたのご子息アスラン・ザラは立派だった…!
   その身を賭して我々の目を覚まさせてくれたのですから…」


この後パトリックがどうなるのかわかりませんが、高山版では一応生きているんですね。

ザフトから停戦を呼びかける放送が流れる。
トリィがAAの艦橋を飛び立ち、作り主と飼い主のもとへ導く。

キラ「アスラン…これですべて終わったのかな…?」
アス「いいや…これから始まるのさ…全てな!」

ただこの時…この一瞬だけは誰もが同じ事を願っていた…
世界が安らかであらん事を…と──


なぜかアスランがポジティブ思考です(笑)。
キッズ・リターンのラストシーンの台詞みたいだ。


番外編「熱砂果てなく」

アニメの砂漠編・キラとバルトフェルドの死闘です。

威力偵察でストライクの脅威を目の当たりにした虎は
砂漠の町に買い出しに来ていたキラとカガリに接近。戦争について語り合う。
ストライクとそのデータをアラスカ本部へ持ち帰られては、連合はMSを量産し
技術力の優位性を失ったザフトは戦争に負けるだろう、と虎は言う。
さらにストライクのパイロットはコーディネイターらしい、彼は同胞何十万の首に
手をかけようとしているのだ、その自覚はあるのかと問い詰める。
正体を明かし銃を突きつけて投降をすすめるが、ブルーコスモスのテロに巻き込まれ
仕方なく二人を逃がす。

AA脱出をかけた最後の戦闘。
虎はレセップスに撤退命令を出し、アイシャと共にラゴゥで出撃。
「だが我々は降伏するわけには行かない!これは両種の生存をかけた戦いなのだ!」
「あなただって本当は戦いたくないはずなんだ!なのになんで!?」
「私は君と戦いたいのだ!これは私闘…一人の戦士として最強の敵を倒したい
 君はどうなんだ?その機体に乗ることが正しいのか?」
「僕はただ友達を守りたいだけなんだ!それだけじゃいけませんか!?」
「それが君の正義か!ならば迷うな少年!戦場では迷った方が負けた!
 そして私を倒して君の正義を全うしろ!」
ラゴゥをナイフで仕留めるストライク。キラ号泣

ラスト、アイシャの幻が「あの子のこと恨まないであげてね」と虎に語りかける。
「そうだな、これは戦争なんだ。彼個人を恨んでも仕方がない」
「ありがとうアンディ…それでこそ私の愛した人よ」

虎の主張がアニメより具体的になっていて、
戦うことの意味をキラに教えた敵としてキャラ立ちしている。
アイシャとの別れも、終盤で復活してキラと共闘する流れにつながっている。

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2006年07月20日

高山版種の感想まとめ

全体的な感想です。
女性キャラとの絡みをばっさり切り捨ててキラとアスランの関係に絞っている。
ラクスもカガリも同志といった感じでラブシーンは一切なし。
フレイなんか回想コマにしか出番がなく、クルーゼに殺されたシーンもない。
今も宇宙のどこかで生きているかもしれない?
とにかくキラとアスランの相思相愛っぷりがすごい。
アニメは一番得意な分野─やおいでも漫画版に負けてるよ!


またジエッジでも同じ事を思ったが、キャラが自分のエゴを自覚しているところが本編との違い。
それとアスランが自ら父親との決着に挑んでいる。
自分の力ではパトリックを止めることは出来なかったが、直接対話できたことは大きい。
彼の行動がユウキ隊長のクーデターを引き起こしているので決してムダではなかった。
ラストシーンで希望に満ちた返答をしているのはこのためだろうか。

posted by backtoCE71 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 種漫画・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

高山版 ガンダムSEED DESTINY 1巻

EPISODE 0 宿縁

高山版種(キラとアスランの激闘)では、終盤の展開がだいぶアニメと食い違っている。
(例えばパトリックが生存していたり)
歴史をアニメ準拠に修正するため付け加えられたプロローグだろうか。
ガンバレル使いの連合兵、モーガン・シェバリエの視点から、
無印最終回のジェネシスをめぐる攻防を描いている。

パトリックの死、停戦、ユニウス条約締結へと情勢は動き、
シンがインパルスのテストで出撃するシーンで締めくくっている。

ルナ「いよいよね あれを宇宙に出すの!」
シン「ああ…」
ルナ「なによその気のない返事はっ!
   やる気ないんなら私が代わってやってもいいのよ?」
シン「やるさ! やってやる!」
  (マユ…お前が今の俺の姿を見たら笑うかい?それとも怒るのかな?
   でも俺は…俺は!)
  「シン・アスカ フォースインパルス出る!!」


EPISODE 1 強奪(アニメ第1話)

第一次オーブ侵攻、家族を失った直後、シンの目の前に現れたのは
飛び立つフリーダムの姿だった。

二年後、ミネルバ進宙式の模様がプラント側キャラ紹介と共に進行。
議長とカガリの会談はカット。

ファントムペインのガンダム強奪開始。
アウ「しかし・・・・こうまで簡単に潜入できるとは・・・・
   コーディネイターの連中もう平和ボケか?」
スティ「政治的パフォーマンスってヤツさ!
   『我々はテロには屈しない』ってね!
   だから軍事式典に一般人も招待する」
アウ「ま そのおかげでここまで楽させてもらったワケだから感謝しなきゃなっ
   さあてこいつら起動させてとっととトンズラしようぜっ!」

なにげにザフトのセキュリティの甘さの理由をフォローしている。
前作の「レンジでチン」といい、状況説明が上手いな(笑)。

発進し、アーモリーワンで破壊の限りを尽くす三機のガンダム。
やがてガイアの前にザクウォーリアが立ち塞がる。
量産機でありながらガイアと互角の戦いをするザクだったが、
ステラの苦境にスティングがカオスで加勢し、腕を切り落とされる。
窮地に立つザクをシンのソードインパルスが救援に駆けつけ
「また戦争がしたいのか、あんた達は!!」
まあ、この辺は原作どおりですね。
ザクの搭乗者はこの時点では不明で、アスランとカガリは登場しません。

EPISODE 2 初陣(アニメ第2〜5話)

フォースに換装したインパルス、強奪された三機を追って宇宙に出る。
シン「逃がさない!盗んだ三機返してもらおう!」
自信に満ちた表情で言い放つ。なんかキャラ違うぞ?
そこへネオのエグザスが三機を救援に来て、初めて見るガンバレルにてこずる。
続いてレイも駆けつけ、強奪部隊は撤退。
だがシンは待機命令を無視して追撃しようとして
ガーティ・ルーが切り離した推進剤の直撃を受ける。(アニメではミネルバ)
さらに帰投すると整備員たちの「初陣からこんなボロボロに」という厭味が待っていた。
シン「くそう!!俺がもっとうまくやっていれば・・・・」
ルナ「何言ってんの あんたは良くやったわよ」
レイ「そうだ! 一人で何でもできると思うな!
   自分の限界を知るんだな!!」
ルナ・シン「・・・・・・」


ルナがフォロー役で、設定ではシンに甘い言葉しか言わないレイが苦言を呈している。
三人の関係は原作からだいぶ変化しているような印象。
初陣からさんざんなシンだが、自分の力を過信して無茶な行動をとり、
鼻っ柱をへし折られる展開は実に主人公らしいというか。

ルナがザクのパイロット=アスランの噂話を持ちかけてきたところで
議長と共にアスカガ本人達が初登場、「奇麗事はアスはのお家芸だな!」
個室でアスカガ慰めあい、シンは一人携帯をいじる。この辺はアニメ通り。

3〜4話のデブリ戦はカットされ、次からすぐにユニウスセブン落下へ。

EPISODE 3 流星(アニメ第6〜7話)

ユニウスセブン落下の報を聞いたミネルバのクルーたち。
ヨウランの失言にカガリが突っかかり、シンの怒りが爆発する。
ここはアニメと同じだが
アス「いいかげんにしろカガリ!!」
カガ「・・・・アスラン・・?」
アス「もうたくさんだ!」
カガ「・・・・あ そ・・・・そうだよな・・・・
   おまえもやっぱり──」

カガリは一人部屋を駆け出していってしまう。
アスランもシンに「自分だけ被害者だと思ったら大間違いだぞ」と
言い残して去る。

ユニウスセブンの破砕作業開始。
ファントムペインとジュール隊は登場しません。
またアスランは始めは出撃せず、議長らとミネルバから状況を見守っていた。
カガリはさっきのことが尾を引いているのか、話し掛けようとしたアスランを無視。

「全機抜刀!!突撃!!」
「友軍だと・・?片腹痛い!
キサマらのような志の低い者どもを友に持った覚えなど・・ないわっ!!」

サトーさん言いたい放題。
ザラ派テロリスト部隊は侍魂の持ち主なのか、
飛び道具なんか使わず全員日本刀でバンザイ突撃してきます。だが強い。
「ぬるい・・ぬるすぎる!!
いつからザフトはこんな腑抜けた軍隊になってしまったのだ!?
ろくに戦い方も知らぬ・・・・」


作業部隊の危機に、ついにアスランが立ち上がる。
機体を借りて、サトーさんに止めを刺されそうになったシンを救出し
倒れたインパルスに手を差し伸べる。
どうでもいいが高山先生はMSで手を差し伸べるシーンを描くのが好きらしい。
何度も出てきます。

「フッ撃つがいい・・・・
キサマ達の欺瞞に満ちた平和のために!だが覚えておけ!
その一撃が穿つものは自らの心なのだということを!!」

アスランにジンの胴体を真っ二つにされてもまだ生きていたサトーさん、
タンホイザーに撃たれてようやく昇天。
アスシンのMS大気圏降下シーンはなし、そのままミネルバに帰投。
空から降り注ぐ破片を眺めるジブリールとキララクを最後に次巻へ続く。

まだ1巻ということでそれほど大きな改変は見られません。
まあこのシリーズの見所は3−4巻だと思いますが。
posted by backtoCE71 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 種漫画・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

高山版 ガンダムSEED DESTINY 2巻

EPISODE 4 覚醒(アニメ第8〜12話)

カガ「またプラントに上がる!?
   なぜ?この時期に?」
アス「この時期だから行かなきゃならないんだ
   デュランダル議長ならよもや最悪の道を進んだりしないと思うが・・・・」
カガ「ならなぜおまえが行かなきゃならない!?」
アス「俺は・・・・ここにいても何もできないから・・・・
   カガリはオーブの代表として寝る間もおしんでがんばっている・・・・
   戦争を回避させるために・・・・
   だから俺も今何かしなきゃならないんだ・・・・
   後悔はしたくないから・・・・」
指輪をはめる
カガ「?え・・・・」
アス「じゃあ!」
カガ「おま・・・・これ・・・・指輪・・・・」
アス「がんばれ!カガリ!!」
カガ「待てバカヤロウ!!
   こんな指輪の渡し方ってあるかっ!!」


なぜかカットされなかったアスカガ指輪シーン。
後に何の伏線にもならないことは高山先生にも予測できなかったのか。
カガリが漢らしい。

オーブは連合の一員となり、ミネルバ出航直後に地球軍来襲。
ザムザザーとの戦闘でシン初めての種割れ。
プラントではザフトに復帰したアスランがセイバーで飛び立つ。
大体本編と同じ…はず。
記憶が曖昧かつちゃんと検証する気にはなれない…。
なのにアスカガシーンの細かい違いを採り上げたのは私の趣味だと思ってください。

EPISODE 5 復活(アニメ第12〜18話)

アニメ13話のラクス襲撃でフリーダム復活、
ミネルバの危機を救ったシンは仲間たちから賞賛される。
セイバーに乗ったアスランが合流、タリアとアーサーの下へ着任の挨拶に行く。

アス「オーブの事艦長が何かご存知でしょうか?」
タリ・アサ「!」
アス「自分はまだミネルバはオーブにいるものと思い・・・・」
タリ「あなた・・・・オーブに行ったの?」
アス「ハイ・・・・しかし領空に近づいただけで攻撃を受け
   入国はできませんでした・・・・」
タリ「ならわかるでしょ?オーブはもう向こう側・・・・
   地球連合の同盟国・・・・つまり我々の敵国になったのよ」
アス「そんな・・・・カガリがそれを許したのですか!?」
バン!机を叩く
タリ「さあ・・・・そこまでは私も」
アサ「結局!お飾りだったんですよ!あのお姫様は!!」
アス「何!?」アーサーを睨み付ける
アサ「だ・・・・だってそうでしょ?
   彼女・・・・結婚しちゃったし・・・・」
アス「けっ・・?」
タリ「アーサー!言いすぎ!」
アス「カガリが結婚・・?」
タリ「ユウナ・ロマ・セイラン・・・・
   オーブ首長のひとりウナト・エマ・セイランの息子・・・・
   カガリ代表とは昔から許嫁だそうじゃない?
   オーブ復興の記念碑的大イベントだってふれ込みだったけど
   見え見えの政略結婚ね・・・・」
アス「ユウナ・・・・」
タリ「・・いくら代表首長といっても彼女はまだ18歳の女の子なのよ?
   そばで支えてくれる人がまだ必要なの!」
アス「くっ・・・・」
タリ「でも安心して!
   彼女まだ結婚しちゃったワケじゃないから!」
アス「は?」
タリ「──っていうかさらわれちゃったのよ
   結婚式場から・・・・花嫁が!」
アス「はあ?」
タリ「しかもその犯人・・・・フリーダムに乗っていたそうよ・・・・!」
アス「・・・・キラが!?」
タリ「その後いっしょに現れたAAとともにどこかに逃走したらしいけど・・・・
   何がどうなっているワケ?私の方が教えてほしいわね」
アス「はあ・・・・」


結婚のことを知らされ、カガリをけなされたアスランの反応は非常に直情的。
一応目上の相手であるアーサーへの態度は、アニメの礼儀正しい彼からは
想像もつかない。
「安心して」と意味ありげに微笑むタリアは事情を全て承知の上で
さりげなくアスカガを応援してくれているのか(笑)。

ガルナハンの戦闘(坑道抜けとコニール、ゲルズゲーはカット)後に
強制労働させられていた民衆を解放→戦争はヒーローごっこじゃない
18話と16話がごっちゃになってる構成。
ファントムペインは戦闘に参加せず、ミネルバの活躍の様子をじっと窺っていた。
実はこれが次の話の伏線。

EPISODE 6 奇襲(オリジナル〜アニメ第21話)

ハイネ初登場となるこのエピソードはほぼオリジナル。
前回からチャンスを窺っていたファントムペイン、ミネルバが黒海近辺の峡谷に
達したところで奇襲攻撃をかけてきた。
就寝中のシンは衝撃でベッドから振り落とされて目を覚ます。
(ザフトの下着は無印のスパッツタイプだった)。

アス「状況を!敵の数は?」
メイ「確認できるMSは三機です
   ウィンダムとカオス!ガイア!」
アス「カオス?ガイア!?アーモリーワンを襲った部隊か!
   本当にその三機だけか!?」
メイ「はい!」
シン「それは好都合ですね!」
アス「シン?」
シン「ついでに取り返しちゃいましょう!
   たった三機なら俺ひとりでだって!」
アス「待てシン!どうもひっかかる・・・・
   ワナかも知れない・・・・」
シン「ワナ?そんなもん突破すりゃいいんです!」

またしてもシンはアスランの指示を無視して無謀にも飛び出す。
案の定、コアスプレンダーが発進した直後に隠れていたアビスがミネルバを狙撃、
ブラストシルエットが発進口を塞いでしまい合体が不可能に。

「こそくな手をと笑ってくれてかまわんよ!
──だが今の俺達の戦力でキミらを倒すにはこうするしかないんでね!
合体できなければキミの機体はただの小型戦闘機にすぎん!
さあどうする!?ザフトのエース君!」

無力なコアスプレンダーにネオのウィンダムが襲いかかる。

アス「ブリッジ!右舷カタパルトを開け!俺が行く!」
メイ「待ってください!今出るとアビスに狙撃される危険が・・・・」
アス「シンを見殺しにはできない!アスラン・ザラセイバー出るぞ!!」

シンの危機を救うべく危険を承知で出撃したアスランはアビスを一刀で退ける。
アス「ルナマリアはブラストシルエットの排除を!
   レイはルナの背後を守れ!!」
ルナ「ええ〜〜?私だけゴミ掃除!?そんなあ・・・・」

毅然として指示を出すアスランがかっこいい。
ルナの台詞が緊迫感に欠けていて笑える。
だがアスランはカオスの相手に手一杯でウィンダムから逃げ回るシンは絶体絶命。
そのとき、「そこの戦闘機!どけ!!」
夜空の月をバックにハイネのグフイグナイテッドが降臨する。
「いけないなあ・・・・凶暴な犬はちゃんと・・・・鎖につないどかなきゃ!」
不意打ちとはいえ、ウィンダム、アビス、ガイアを手玉にとる圧倒的な強さ。
ファントムペインは堪らず撤退する。

アス「いいかげんにしろ!!なぜ指示に従わなかった!!
   おまえの勝手な判断のせいでこの艦全員の命が危険にさらされたんだぞ!!」
シン「すみません・・・・」
アス「確かにキミは強くなった
   だが何でもひとりでできると思うな!」
ハイ「まあまあ!そのくらいで許してあげたらどうだい?
   彼も反省しているみたいだし!
   だいたい命からがら逃げ帰ってきた相手にその言葉は
   ちょっと冷たすぎはしないか?」
ルナ「あっ・・・」
アス「あなたは?」
ハイ「オレはハイネ・ヴェステンフルス
   いずれここにやっかいになるだろう よろしくな!」


シン、またアスランに怒られる。
アニメにはなかったハイネの見せ場が用意されていてよかったね。
つか、アスランより強いのでは?
このあとディオキアのミーアコンサート→シンとステラの出会い
1話のラッキースケベがカットされているのでここで初接触。

EPISODE 7 遭遇(アニメ第21〜23話)

連合の一員としてオーブ軍がエーゲ海に派遣され、
タケミカズチのブリッジでユウナとネオが歓談していた。
ネオはオーブの技術力をほめ讃え、ユウナはミネルバを必ず沈めてみせると約束する。
ディオキアではアスランが議長にAAの行方を訊かれ、ミーアと会食。
シンはおぼれかけたステラを助け、スティング、アウルと接触。
そのために非常呼集に遅れてしまう。

シン「シン・アスカです!遅れてすみま・・・・」
アス「作戦は以上だ!解散!
   遅いぞ!」
シン「・・・・すみません・・・・」
アス「非常呼集がかかってから何分たった?」
シン「い・・・・一時間・・・・です・・・・」
アス「いくら休暇だといっても今は戦時だぞ!
   30分以内に戻れる所にいるのは基本中の基本だ」
シン「いました!30分以内に戻れる所にはっ!!ですが・・・・」
アス「言い訳を・・・・」
ハイ「便所掃除3回!!」
アス「は?」
ハイ「ブリーフィングに遅刻した罰ならそんなもんでしょ
   そうと決まればさっさと出撃準備!敵は待っちゃくれないぜ!」

また鉄拳制裁を食らいそうになったシンにハイネが妥協案で助け舟を出す。

ダーダネルス海峡でオーブ軍と戦闘開始。
「バビ部隊とセイバーはムラサメ迎撃、グフとインパルスは上空待機!」
タリアがてきぱきと指示を出す。
ここで驚いたのはミネルバ隊以外にちゃんとザフトがいたこと。
アニメでは「連合の反攻阻止は、近辺のザフト全軍に下った命令よ!」
なんて言ってたのに、
いつもミネルバは 単 独 で 戦っていたような気がするんだけど。

シン「ヴェステンフルス隊長・・・・」
ハイ「うん?」
シン「さっきはありがとうございました」
ハイ「カン違いするなよ 罰は罰だ 受けてもらうぞ」
シン「は・・・・はい・・・・」
ハイ「それから・・・・その隊長ってのナシな!
   俺のことは『ハイネ』でいい
   そういう堅苦しいの俺嫌いなんだよね」
シン「はあ・・・・」


ミネルバはムラサメ隊とバビ隊&セイバーが交戦している隙に戦場を一気に駆け抜けて
連合・オーブ本隊の前面に出、タンホイザー発射態勢。
その時フリーダムが降臨しカガリが戦闘停止を呼びかけるも効果なし、
キラの無差別攻撃が始まる。
次々とMSの武装のみ破壊するフリーダムにシンは
「一体何がしたいんだ!?あんたはっ」
と立ち向かうが一蹴され、左腕まで失う。
更にガイアがビームライフルを放つも、盾を失ったシンに身を守る術はない。
そこへハイネが身を呈して庇い胴体にビームを受ける。

シン「ヴェ・・・・ヴェステンフルス隊長!!」
ハイ「ふっ・・・・だーかーらーハイネだって・・」グフ爆散
シン「ハイネー!!」


最期まで呼び方にこだわっていたハイネ。
散り際はシンを庇うこの高山版が一番かっこいい。
アニメではアスランとの関わりが深かったが、主人公補正?でシンに譲られている。
(いや元々シンが主人公なんですけどね)
またアスランは頭が固い上司、ハイネは物分りがいい上司と対照的な描かれ方。
実はアスラン、高山版では規律にうるさいだけでシンとの個人的な心の交流はほとんどない。
脱走後になって初めてクローズアップされるのだ。
この時点で心理的な影響を与えたのはハイネのほうだったりする。
posted by backtoCE71 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 種漫画・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

高山版 ガンダムSEED DESTINY 3巻

EPISODE 8 再会 (アニメ第24〜28話)

前回の戦闘で大損害を受けたミネルバはポートタルキウスで補修中。
シンは亡きハイネとの約束を守って一人トイレ掃除に励む。
ヨウ「シン!?おまえ何やってんの?」
シン「見ればわかるだろ?」
ヨウ「そりゃわかるけど・・・・何でお前がそんな事
   やんなきゃならないのって聞いているんだよ!」
シン「何だっていいだろ!する事したらさっさと出てけ!」

アスランはそんなシンを複雑な表情で見守っていた。

数日後、クレタ沖で再び戦闘が起き、
ミネルバクルーはハイネの弔い合戦に燃える。
シン「ぶっ潰してやる・・!」
  (地球軍もオーブもフリーダムも!!全部この俺が!!)

レイとルナのザクはグゥルに乗り空中戦に備える。
ルナザクはウィザードを換装してイザークのスラッシュと同じ装備。
アニメではザクが地上戦でグゥルに乗ったり、装備を換装しているシーンはなかった。
高山先生の細かなこだわりでしょうか。
(つか、ガナーは接近戦に向かないから。砲台役をやめさせて
ミネルバから引き離す展開上、換装が必要だった)

アス「今回の目的はあくまで敵包囲網の突破だ!
   無用な戦闘は極力避けること!」
タリ「アスラン・・・・」
アス「艦長・・・・」
タリ「もしもまた彼等が現れたら・・・・頼んだわよ!」
アス「・・・・はい!フリーダムは・・・・私が抑えます!」

戦闘開始。シンはウィンダム相手にとばしています。

アス「シン!逃げる者は相手にするな!無用な戦闘は避けろと・・・・」
シン「何言ってるんですか!
   そんな生ぬるいやり方じゃヤツラをつけ上がらせるだけですよ!
   こんな連中ここで全滅させりゃいいんです!」
アス「シン!・・・・」
レイ「隊長!」
アス「レイ・・・・どうした?」
レイ「敵の動きが変です!積極的に撃って来ません」
アス「何・・?」
  (確かに・・・・撃って来ない・・・・
   こちらが出れば引く・・・・一定の距離を保っている・・・・
   うん!?敵機の中にムラサメがいない!?)
  「まさか!?ミネルバがあんな遠くに・・・・
   しまった!!前の敵はオトリだっ!!」
オペ「後方より熱源多数接近!!ムラサメです!!」
アス「MS隊全機転進!!ミネルバへ戻れ!!」
  (くそっ・・!何をやっているんだ俺はっ!
   こんな子供だましの作戦にまんまと・・・・)

シン達は反転攻勢に出た連合MS部隊に足止めされ、ミネルバは孤立。
ここでフリーダムが二度目の降臨。(今回AAとカガリは出ない)
その頃、シンとアウルは水中戦を繰り広げていた。
「水の中なら無敵だぜ!」なアウルに押されるシンは
切り離したフォースシルエットをアビスにぶつけ、その隙にブラスト換装。
(そう言えばアニメでジェネシス突入したアスランが同じ事をやっていた。カガリに!)
ビームジャベリンで仕留める。
続いて「よくも!」アウルの仇討ちに燃えるステラと対決。

一方、キラアスは戦場の再会。
24〜25話のクレタ会談はカットなのでキラはアスランの復隊をここではじめて知る。
二人の舌戦がはじまり、連合の非を説くアスランだが
「なぜラクスが狙われなきゃならないんだ?」キラの言葉に動揺し
フルバーストをまともに食らって撃墜される。
(あれ?気がついたら「カガリは今泣いているんだ!」もカットだ)

再び場面はシンに戻る。
ガイアを追いつめ、とどめをさそうとしたところで
切り裂いたコクピットの中に見えたのはステラだった…。

重要エピソード満載のアニメ24〜28話をひとつにまとめた忙しい回でした。
シンがオーブ艦隊を全滅させ、トダカを殺すシーンはありません。
後々を考えるとこの場面に意味はなかったってことか?

EPISODE 9 暴走 (アニメ第30〜31話)

地中海海戦で再び手酷く傷ついたミネルバは補修中。

タリ「あなたは大丈夫?
   セイバーはだいぶひどくやられたみたいだけど」
アス「すみません不覚をとりました・・・・」
タリ「あやまる必要がないわ
   相手はあのフリーダムだったのだから・・・・」
アス「しかし・・・」
タリ「それをひとりで抑えてくれたあなたには感謝しているわ
   それとも何?あなたがフリーダムに手心を加えたって事かしら?」
アス「いいえ!決してそのような事は・・!」
タリ「ならいいのよ!」
タリア立ち去る
アス「・・・・キラ・・・・」

今回、アスランとシンは全く絡まない。「あんま強くないよね、あの人」もなし

目を覚ましたステラが艦内で暴れる。
シンは取り押さえようとするが彼女が自分を覚えていない事にショックを受ける。
その頃、連合サイドでは
ネオ「アウル・・・・ステラ・・・・一度にふたりも失うとは・・・・
   しょせんは付け焼刃・・・・か」
  (だが俺たちは戦うしかない・・・・
   戦って勝ち続けるしか生きていく術はない・・・・
   それが兵器として生まれた者の運命・・・・)


「このままではステラは長くはない、今のうちにデータを取っておくべき」
というタリアとドクターの話を立ち聞きしていたシン、マユメモリアル開始。
シンは昔、川で溺れたマユを飛び込む勇気を持てなかったことを後悔していた。

(その後駆けつけた父さんにマユは無事助けられた
でも俺の心は晴れはしなかった・・・・
悔しかった・・・・飛び込めなかったじぶんのふがいなさが・・・・
もうあんな思いはたくさんだ!)

意を決してステラを逃がすことにする。

ルナ「は──・・・・なんかさえないわよねえ最近の私・・・・」
通路の自販機前で、ステラを連れたシンが通りかかるのを見て唖然。
ルナ「ちょっとシン!あんたこの子をどうするつもり!?」
シン「返す!」
ルナ「かっ返すって地球軍に!?
   そんな事したら銃殺よ!じゅ・う・さ・つ」
シン「わかってるよ!」
ルナ「だったら・・!」
シン「どうだっていいだろ!?ルナには関係ない!」
ルナ「関係なくなんかないわ!この子はガイアのパイロットなのよ!
   ハイネを殺したガイアの!!ハイネだけじゃない!
   他にも何人も仲間が殺されてるわ!!この子に!!」
シン「だから何だって言うんだ ステラは今死にそうなんだ!!
   見捨てるなんて俺にはできない!」
ルナ「シン!」

シリアスな場面だが、この漫画ではルナが出てくるとなぜか空気が和む。

保安要員に見つかるが、レイの助力で強行突破。
インパルスでネオと接触に成功する。
「だから約束してくれ!もう二度と彼女を戦闘に出したりしないって!!」
ここのシンの台詞はあっさりしていてアニメのほうが良かったと思う。↓
「戦争とか、死ぬこととかから絶対遠い、優しくてあったかい世界へ返すって!」
ちょっと日本語がおかしくなるくらい必死な方がシンらしいよ。
思い出の貝殻を見せ、「きっとまた会えるさ」でお別れ。
ミネルバに戻るとレイと共に営倉入り。「ちゃんと返せたのか、よかったな」
アスランの説教はなし(前にルナがそれに近いことを言ったので不要か)。

ステラが乗るデストロイが始動、すでに三都市が壊滅。
ザフトは非常態勢をとり、営倉入り中のシンに出撃の特命が下る。

EPISODE 10 恐怖 (アニメ第32話)

デストロイの圧倒的な破壊力にジブリールは高笑い。
一方、プラント議会は対応を協議していた。
一時撤退を唱える議員に対し、議長は人道上の理由から徹底抗戦を主張。
「今度こそ地球圏に真の平和を!」と他の議員たちも賛同する。
この決定に「戦線を維持しろだと!?司令部は何を考えている!」
とザフトの指揮官は怒ってます。
政治家というやつは、現場の苦労も知らないで無理難題を押し付けるもんです。

さらに、戦場にフリーダムが介入しプラント議会は困惑。
議員「どういうつもりなんだ?今度は我々の味方につくというのか?」
議員「いや・・・・そうではないだろう・・・・
   前回の戦闘でも我々ザフトのみならず地球軍にも攻撃を加えていた・・・・」
議員「先の大戦時もそうだった・・・・
   フリーダムは戦闘行為そのものを攻撃する・・・・!」
議員「それなら戦闘をしなければフリーダムは攻撃してこない・・・・
   という事か?」
議員「そういう事になる・・な・・・・
   なら我々が戦闘を停止すれば・・・・」
議員「議長!!いかがされますか?」
議長「ミネルバは今どこにいる!?
   守備隊ができないと言うのなら彼等にまかせる!」
議員「は?」
兵士「はっ もう間もなく現場空域に到達しますっ」
議長「守備隊に時間をかせがせよ!一歩も退いてはならない!」

議長は全て計算どおりといったふうにニヤリと笑っている。
議員たちは恐らく一時戦場をフリーダムに任せ、漁夫の利を狙うのが
自軍の損害を抑える上策だと思っていたのだろうが議長が押し切るかたちに。

司令部の無茶な命令に躊躇するザフト兵たちを尻目にシンが突撃。
「やる気のない奴は引っ込んでろ、あんなのは俺ひとりで十分だ!」
インパルスの斬撃が胴体を切り裂く。

シン「これで終わりだ!!」ビームサーベルで串刺しを狙うが
ネオ「やめろ坊主!!それに乗っているのはステラだぞ!!」
シン「え・・・・そんな・・・。どうしてステラが!?
   約束してくれたじゃないか!もう戦闘には出さないって!!」
ネオ「約束・・・・?そうだな・・・・
   俺も守りたいと思っていたさ・・・・」
シン「それじゃ・・・・なぜ!?」
ネオ「ステラは・・・・俺達は・・・・
   戦って・・・・勝ち続けるしか・・・・
   生き残る術はない!!」

と、ネオは銃口をシンに向けるが上空からフリーダムが狙撃し、ウィンダム撃墜
ちなみにこの後ネオの出番はない。高山版ではここでMIAか?
撃墜されるネオを見たステラは錯乱「死ぬのはいやああっ!!」
デストロイがMS形態に変形、更に破壊力がアップ。
「いいかげんにしないか!」怒りのキラは右腕を切り落とし、
なんと頭部への肘打ちでその巨体を地面に倒す。
それを見たシンは逆上、「何も知らないくせに!」とフリーダムに斬りかかる。

シン「ステラ!!わかるかい?俺だっシンだよ!」
ステ「いやああ・・・・死ぬのはダメ・・・・こわい・・・・」
シン「大丈夫だステラ!!キミは死なないっ!!キミは・・・・
   キミは俺が守るから!!」
ステ「・・・・シン?・・・・シン!!」
  (えっ!?発射停止不能!?エネルギーがカットできない!?)
  「逃げてシン!!はやくっ!!」だがその言葉は届かない。
ステラの伸ばした手には、海辺で傷の手当てに使った布が巻かれていた。
シン「あれは俺の・・!俺のっ!」と喜ぶが
キラ「死にたいのか!?」

キラが発射口にビームサーベルを突き立て、無情にもデストロイは爆散する。
シン「ステラああああああっ
   よくも・・・・よくもステラを・・・・フリーダムううっ!!」


シンはキラに命を救われた格好なのでアニメ以上に逆恨みになってしまった。
ステラの言葉が届かなかったために生じた悲劇である。

EPISODE 11 復讐 (アニメ第33〜36話)

ステラを殺され逆上したシンがキラに襲いかかる。
タリ「シン・アスカ!何をやっているの!?やめなさい!!
   攻撃目標はすでに破壊されたわ!!作戦は終了よ!さっさと帰還しなさい!!
   作戦外の戦闘行為は重大な軍規違反よ!!」
シン「そんなこと・・・・知るかあああっ
   こいつを倒すまで俺は・・・・!俺はぁ!!」

乗機を失って暇なパイロット達はミネルバで戦いを見守っていた。
ルナ「すごい・・・・シン!
   あのフリーダムと互角・・・・ううんむしろ圧倒してる・・・・」
アス「・・・・・・シン!くそっ・・!何でこうなる!?」
アスランは格納庫へ向かい、ミネルバに緊急着艦していた他人のバビを借りて出撃。
アス「やめるんだ!こんなバカげた事は!!
   おまえとキラが戦う理由なんてないはずだ!!
   剣を引けっシン!!」
シンとキラの間に割って入る
キラ「アスラン・・?」
アス「キラも!俺達も!目的は同じなんだ!!敵なんかじゃない!!」

その頃、ミネルバに司令部から緊急暗号通信が届く。
「議長がこんな命令を認めたの?」と驚くタリア。

シン「そこをどけえええっ!!」
アス「落ちつけっシン!!これ以上軍規を犯すとおまえは・・・・・・」
シン「フリーダム・・・・オマエが・・・・オマエがステラを殺したっ!!
   ステラだって被害者なんだ!この戦争の!!」
キラ「!」
シン「死にたくないって言ってたんだ!!それをオマエはっ!!」

二人の斬り合いは自由は左腕、インパは頭部を失って相打ち。
だがシンはそのままフリーダムの胴に組み付いて動きを封じ、
20ミリCIWS(胸についているバルカン)を撃ち込む。
更にコアスプレンダー分離、インパの胴体を撃って爆発させ自由にダメージを与える。
シンはなかなか独創的な戦い方をするのね…(アニメもそうだったけど)

シン「ミネルバ!!チェスとフライヤーとフォース&ソードシルエットを!!」
アス「何っ・・!?ミネルバっなぜ射出する!?
   シンの勝手な行動を認めるのか!?艦長!!」
タリ「アスラン・・・・あなたには悪いけれど・・・・
   このまま戦闘を続行します・・・・」
アス「何だって・・?」
タリ「たった今ザフト全軍にフリーダムとAAの撃墜命令が下ったわ!」
アス「そ・・・・そんな・・・・バカなっ!!」

ザフト全軍が一斉に自由&AAに襲いかかる。
「やめろ・・・やめてくれ!」アスラン絶叫
「これで終わりだあ!」シン、エクスカリバーを突きの態勢で突撃、
シンの気迫に圧されたキラが前に構えただけのサーベルに当たって
剣は切先から真っ二つに裂ける。
二つに裂けたそれはちょうど自由の胴体を挟む形になり機体は墜落、
海に落ちた後で大きな爆発が起きた。
だが、どう見てもコクピットは外れている。
ちゃんと確認しなかったシンの詰めが甘さときたら…。
シン「やったよステラ・・・」アスランの「キラあああ」叫び、AAは逃亡。

議長のロゴス打倒宣言によりジブラルタルに反ロゴス同盟軍が集結する。
ルナは浮かない顔のシンを
「ほら元気出して!スーパーエースがそんなんじゃ士気に関わるわ!」
頭をぽんぽん叩いて励ます。
シンとアスランに出頭命令。睨み合う二人。
議長よりデスティニーとレジェンドを受領。(この場にミーアはいない)

議長「ヘブンズベース攻略戦までもう日がない・・・・
   キミ達にはたった今からこれの慣熟訓練に入ってもらいたいのだが・・・・」
シン「いいですよ・・・・
   ロゴスなんて俺がぶっ潰してやりますよ・・・・」
議長「たのもしいものだ 期待しているよ
   アスラン・・・・キミはどうかね・・?」
アス「議長・・・・その前にお話ししたい事があるのですが・・・・」
議長「うん?何だね!?」
アス「その・・・・できればふたりきりで・・・・」
シン「?」


数日後、訓練中のシンのもとにルナとヴィーノ、ヨウランがやってくる。
シンはデスティニーの性能を自慢げに語るが
一度も顔を見せなかったアスランのことは「知るかよあんなやつ!」と吐き捨て
そこへレイが飛び込んできてアスラン脱走を告げ、追撃に出るが…。
次巻へ続く

アニメのデストロイ戦からエンジェルダウン作戦までを一気につなげた荒技。
シンはアニメより多く軍規違反・命令違反を犯していたり、議長が突然命令変更下したり、
おかげでアスランがキラとシンの戦いに割って入る展開に無理がない。
あとルナは面倒見がいいお姉さんキャラになっているのがいい。

そういえば、なんとアスランはキラ撃墜の後シンを殴っていない(!)。
シン主人公漫画と言うことであまり内面が描かれていないせいもあってか
行動的でなかなかたくましいキャラ見える。ある意味ジエッジとは対照的だ。
それでもジエッジのナイーブアスランのほうが個人的には好みだけど。
シンよりも他のキャラをフォローする漫画に見えるのは気のせいでしょうか。
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2007年03月04日

高山版 ガンダムSEED DESTINY 4巻

EPISODE 12 逃亡 (アニメ第37〜42話)

グフで一人逃亡中(メイリンはいない)のアスランは肩に傷を負っていた。
シン「止まれ!アスラン!!」
アス「シン・・・・か!」
シン「止まらないと本当に撃ちますよっ!!
   何やってるんですかあなたは!?
   俺にはいつも勝手な行動をするなと言っておきながら・・・・
   自分はMS奪って脱走ですか!?」
アス「シン・・・・」
シン「そんな事をすればどうなるかなんて
   あなただってわかっているはずでしょ!?
   さあ戻りましょう!今ならまだ・・・・」
アス「いや!俺は戻らない!デュランダル議長の下にはな・・・・!!」
シン「な・・・・何を・・・・」
アス「聞けシン!
   議長の言う事は確かに正しく心地よく聞こえるかもしれない・・・・
   だが彼の言葉は人々の信頼を得るための手段に過ぎない!
   おまえも踊らされている!議長に!!もしもこのまま世界が・・・・」
レイ「シン聞くな!!
   アスランは友を失ったショックで錯乱している!!惑わされるな!」
シン「え・・?」
アス「俺は錯乱などしていない!!
   レイ!おまえこそ議長を妄信しているだけだ!!」
レイ「軍人が命令に従うのは当然でしょう!?
   今あなたのしている事はザフトに対する反逆だ!!」
アス「違う!議長には重大な疑惑があるんだ!!
   俺はそれを確かめるために・・・・」
レイ「そんな世迷言誰が信じるというのです!?
   もはや流れは止められない!
   世界はギルを・・・・いやデュランダル議長を中心に回り始めているのですよ!
   二度と戦争の起こらない平和な世界へと!!
   それをジャマしようとする者は私が許しはしない!
   アスラン・ザラ たとえあなたでも!」
シン「アスラン・・?レイ・・?二人とも何を言っている・・?」
レイ(反応が鈍い・・・・どこか傷でも負っているのか?)

シン「と・・・・止まれ!!
   こんな・・・・味方同士で撃ち合ってどうするんですか!?」
アス「シン!おまえも来い!いっしょにっ!!
   このまま議長の下にいればおまえも・・・・
   ただの駒として使い捨てにされる運命だぞ!!
   議長の・・・・ギルバート・デュランダルという男の正体は・・・・」

レイ「何をしているシン!!そいつは反逆者だぞ!」
シン「だけどレイ・・・・」
レイ「奴は敵だ!!我々の・・!
   今ここで奴を逃がせば後の世に災いのタネを残すことになるんだぞ!
   おまえはそれでいいのか!?
   戦争のない世界への希望を・・・・おまえが壊していいのか!?」
シン「わかった・・・・俺は議長を信じる・・・・!
   本当に戦争のない世界を創るために!
   アスラン・ザラ!俺はあんたを撃つ!!」
アス「シン!!
   シン・・・・これだけは覚えておけ・・・・
   彼等の言葉は・・・・やがて・・世界の全てを・・・・殺す・・・・!
   手遅れに・・・・なる・・・・に・・・・おまえも・・・・」

運命のビームが直撃。グフは四肢を失って胴体部分だけがなんとか残っている。
アロンダイトで貫かれるよりはマシだが海中で爆発しているのに生きているアスランって。
高山版ではメイリンがいません。アスラン単独で脱走です。
アニメ版の台詞をかなり補強しているものの、シンから見れば脱走の理由がわからないでしょう。

ヘブンズベース攻略戦。
連合はデストロイを5機揃えるも、シンレイルナの活躍であっけなく陥落し、
ジブリールは逃亡。

ジブリールの行き先をめぐって仲間たちが談笑中にもシンは孤立、
缶ジュースを握りつぶし凄まじい形相で出て行ってしまう。
ヨウ「なあ・・・。最近のシンちょっとアブナくないか?」
ヴィ「うん・・・・何か近寄りがたい雰囲気・・・・」
ヨウ「今思えばあの時からだったよな
   シンがあんな風になっちまったの・・・・」
ヴィ「あの時ってもしかしてアスラン追撃の時・・?」
ヨウ「そっ!
   俺あの日からあいつの笑顔見てないんだよね・・・・」

ルナは心配そうな面持ちでシンを見ていた。

シンは雑念を振り払うかのようにレイとシミュレーション訓練に没頭。
レイ「おまえすっかり戦士らしくなってきたな」
(そうさ・・!俺は戦士・・・・ザフトのMSパイロットなんだ!!
 平和な世界を作るために戦う・・!
 それの何が悪いっていうんだ!!
 ステラやマユみたいな子を二度と作らないために・・・・
 俺がこのデスティニーでやってやる!!)
「見てろよ!!アスラン・ザラ!!」


ジブリールの潜伏先がオーブと判明し、
ユウナがジブリールの存在を否定したため、議長は実力行使に出る。
「自分の家族を守れなかった国、そしてロゴスと手を結んだ卑怯な国。
そんな国は滅ぼしてやる!」と鬼神のごとく戦うシン。
「誰だ!?邪魔をするのは!!」
彼の前にフリーダムとジャスティスが立ちはだかるのだった。

EPISODE 13 祖国 (アニメ第43〜44話)

ネビュラ勲章とフェイス授与を回想
シン「アスランやハイネと同じ権限を俺が・・・・」

オーブ戦、ルナはバビ部隊の先頭に立ちドム3機と交戦していた。
「オーブの新型?それにしては随分ザフトっぽいわね!」確かにザフト製のMSです。
ジェットストリームアタックに弾き飛ばされ苦戦。
一方、自由正義(後ろにさりげなくアカツキもいる)に遭遇したシンは…

アス「シン!」
シン「あ・・ああアスラン!?生きて・・・・いたのか!?」
キラ「アスラン・・・・本当にキミひとりで大丈夫?
   傷がまだ治ってないんだから・・・・」
アス「よけいな心配はするな!おまえ達は早く行け!」

シン「待てっ!!」
アス「行くなシン!おまえはオーブを討ってはいけない!!
   オーブはおまえの祖国なんだぞ!!
   それを討つ事が何を意味するかわかっているのか!?
   おまえにだって友のひとりやふたりいるはずだろうこの国に!!
   それを殺すのか!?おまえは!!戦争のない世界を創るためにと!
   目を覚ませシン!
   今この瞬間にもステラやおまえのような子供が生まれているんだぞ!!
   あそこで!!
   それを今作り出しているのはおまえ自身だ!
   思い出せシン!!おまえはいったい何をしたかったんだ!?」
シン「俺は・・・・俺はマユを・・・・ステラみたいな子を・・・・
   だから戦争のない・・・・」
アス「シン・・・・ジブリールは今カガリ達が捕らえに向かった
   だからおまえ達はいったん退け・・・・」
レイ「シン!!
   戯れ言は止めろ!!」
アス「レイ!」
レイ「裏切り者は許さないと言ったでしょう!?
   だいたいあなたにシンを責める資格などあるのですか!?
   プラントを裏切り!今我々に銃を向けているあなたに!!」
アス「裏切ってなどいない!!
   俺はひとりの人間として・・・・議長に従えないだけだ!!」
レイ「ぐっ」ジャスティスキックで撃墜
シン「レイ!
   やめろ・・・・やめろ・・・・」
アス「シン!俺の話を聞け!
   議長のめざす戦争のない世界とはどんな世界なのか!」
シン「やめろおぉっ
   あんたはいつもひとりだけわかったつもりで!!
   そうやって人を見下す事しかできないんだ!!」
逆シャアアムロの台詞オマージュキター!!
この後、最終話でアスラン=シャアの台詞もあります。狙ってるのかしら?
またレイに自分の信念を主張するあたり、高山アスランはすげー強気です。
アス「シン!うっ・・・」傷口が開く
シン「俺だってちゃんと考えてこの道を選んだんだ!!
   もうあんたの指図なんて受けない!!」
アス「くそっ・・・・」
ストフリが上空から狙撃、アロンダイトを折る。シン茫然
キラ「アスラン!!」
シン「くっ・・・・フリーダム!!」
キラ「アスランを傷つけるヤツは僕が許さない!」
シン「何っ!!」
キラ「アスラン!大丈夫?」
アス「あ・・ああ・・・・傷口がまた開いちまったがな・・・・
   それよりもジブリールは・・・・?」
キラ「大丈夫だよ今カガリがオーブ軍の司令部を抑えた・・・・
   今キサカさん達が捜しているから・・・・」
アス「!?何だ?シャトル?
   うん・・?あれはセイラン家の紋章・・・・まさか!
   キラ!!ジブリールはあのシャトルの中だ!!
   あれを行かせるな!!うぐっ」
キラ「アスラン!僕にまかせて!」
アス「シン・・・・おまえも・・・・行け・・・・!」
シン「え!?」
アス「ジブリールをとらえるんだろ・・?」
シン「いっ・・・・言われなくたって!!」

デスティニーとストフリでシャトルを追撃。夢の競演?
だが最大加速しながらでは照準が定まらず、二人はジブリールを撃ち損じてしまう。

ザフトは敗退、議長は別の交渉手段を考えるべきか?という。
シン(アスラン・ザラ・・・・なぜ笑える・・・・?
   俺はあんたを殺そうとしたんだぞ?)

物思いふけるシンにレイが話し掛ける。
「ジブリールを逃がした責任は全てオーブにある、この後何が起ころうと」
まるでこの後の出来事を予見しているような台詞。

テレビではカガリの釈明が始まる。
カガ「国政の一部をロゴス信奉者に牛耳られ・・・・
   結果的にジブリールの逃亡を手助けしてしまった事は慙愧に堪えません・・・・
   これも私のいたらなさゆえ 本当に申しわけなかった
   だから信じてほしい!我が国は決してロゴスにくみするものではないと!
   大多数の国民はオーブの理念を守り平和を望んでいるのです!
   その思いはプラントの皆さんと変わりはしない!
   それだけは・・・・信じてほしい」
ルナ「へえ〜〜前会った時は偉そうなツンツン女だったのに
   ずいぶんと丸くなっちゃって・・・・何かあった?」
カガ「ですがロゴスがたとえ悪だったとしても」
ミア「今さら何を!私はラクスクラインです」
以下略
電波再ジャック・ラクスの登場に議長とレイは苦虫を噛み潰したような表情。
「しょせんはイミテーションか、まあいい茶番は終わりだ」
高山ミーアはここでフェイドアウト。非業の死を遂げたのか、生き残ったのかその後は不明。
無印フレイのような扱いですね。

その頃、イザーク・ディアッカは移動する廃棄コロニー近辺で戦闘中。
ジブリールがレクイエム発射し、プラントは壊滅的な打撃を受ける。
アスランとシンのやりとり、カガリが声明で謝罪などアニメ版からの修正点は
ジエッジと同じです。(先に描かれたのはこっちですが)

EPISODE 14 閃光 (アニメ第45〜48話)

レクイエムの発射でパニックになるメサイアのザフト司令部だが
議長はひとりクールな表情を崩さない。
ミネルバではレイがレクイエムの仕組みを講義し、月へ向けて発進。
宇宙で戦闘中のジュール隊はイザークがガナー隊に火力を一点集中するように
指示を出し、ステーショングノーを陥落させた。
レクイエム発射まであと15分。ミネルバがダイダロスに到着、交戦に入る。
「もうこれ以上プラントを撃たせはしない!」シン達は突撃するが
再発射までカウントダウン開始。
エネルギー充電完了、ジブリールは勝ち誇って発射ボタンを押す。
ジブ「私は勝ったぞっ!!
   な・・・・なぜだ?なぜ・・・・発射しない・・?」
ルナのインパルスがケーブルを切断
オペ「レクイエムシリンダー内に敵MSが侵入!
   命令伝達ケーブルが切断されましたっ!!」
ジブ「バ・・・・バカな な・・なぜこんな事に・・・・」
オペ「建設時の仮設坑道を伝ってシリンダー内に侵入したようです」
ジブ「坑道だと・・?
   なぜそんな物を奴らが知っている・・・・
   なぜケーブルをピンポイントで・・・・」
シン「ここか!データ通りだな!」
ジブ「全て知られていたのか・・?始めから・・・・あのデュランダルに・・!」

ジブリール、シンに撃たれ死亡。
アニメは戦艦で脱出中にレイがとどめをさしていました。

議長はレクイエムの情報を全て事前に入手した上で、ジブを掌の上で踊らさせていた。
アニメ本編でははっきりしなかったけど、ここでは議長は完全に黒。

戦争が終わったはずなのにシンはOSの改良に勤しみ、ルナはそんな彼を案じる。
「さて、次の一手をどうするか・・おやおやもう手加減なしかね?」
議長は手元のコンピュータ画面を見てつぶやく。
DPやそれの導入戦略の立案などコンピュータによるもので
議長は全てそれの指示に従っていたらしい。というのが高山版
議長、デスティニープラン実行宣言。
「戦争に疲れきった人々は夢のような言葉に吸いよせられていった」と状況説明
本編では明確ではないが、DPに賛同する人々はかなり多かったようだ。
それに従わないアルザッヘルの艦隊を撃ち、残る二人の姫に照準をあわせ、
ミネルバに出撃命令。

シン「でも俺達がいなくなって大丈夫かな?ミネルバは・・・・」
レイ「心配するなルナマリアがいる・・・・」
シン「でも・・・・」
レイ「彼女は強い お前が思っている以上にな
   いいかシン!俺達の任務は議長を守ることだ
   ミネルバのことは忘れろ!!」
シン「忘れろって・・・・レイ・・・・」
レイ「シン!おまえはデスティニー・プランの象徴なんだぞ!
   それを自覚しろ!」
シン「え?」
レイ「俺達は勝たなければならない・・!
   もし負ければ世界はまた混沌の闇の中に沈んでしまう!」

レイのクローン告白カット。うむむ…これは痛い。
ステラ脱走幇助の伏線を回収できず、レイは冷酷な人間だという印象が強い。

AA、エターナルとオーブ軍三隻がメサイアに向かってくる。
議長「戦うのだね・・・結局はあなたも」
虎「真の歌姫が戻った!」
エターナルの通信に呼応して、ザフト艦隊の2割がラクス側に寝返る。
議長「クッ くわっはっはっはっはっはっ
   さすがラクス・クライン!そうでなければ倒しがいがない!
   さあ奏でよう新しい世界への前奏曲を!!」

何だか議長が安っぽい悪党になっちゃってます。

EPISODE 15 明日 (アニメ第49〜50話)

フリーダムとジャスティスはメサイアを目指し次々と防衛線を突破。
議長はシンとレイに迎撃を命じる。

シン(アスラン・・!あんたが言ってる事もわかる・・・・
   だがレイや議長が悪だとも思えない!!
   どっちが正しいかなんて俺にはわからない・・・・
   だから俺はあんたを倒す!!仲間を守るために!!)


キラVSレイ「俺はラウ・ル・クルーゼだ」、アスランVSシン開始
アス「シン!!もうやめろ!!おまえが今守っているものが何なのか・・・・
   わかっているのか!?」
シン「わかっているさそんな事は!!
   でもあれは戦争のない平和な世界を創るために必要な力だ!!
   デスティニープランを成功させるために!!」
アス「間違っている!!そんな力で・・・・強制された平和で・・・・
   本当に人は幸せになれるのか!?」
シン「だったらどうすればいいっていうんだ!?
   あんたらの理想ってヤツで戦争を止められるのか!?」
アス「何!?」
シン「戦争のない世界以上に幸せな世界なんて・・・・あるはずがないっ!!
   だから俺はあっ!!」
アス「?? !!はっ速いっ!!」
シン「これがデスティニーの力だ!!」
アス「くそっ!!」

シンとレイの活躍でオーブ軍の進撃が止まる。議長はレクイエム発射を準備。
議長「やはり・・・・撃たねばならんか・・・・」
  (動き始めた運命はもはや止められない・・・・
   これもデスティニー・プランの定めた道!
   これで終わる・・!この一撃で運命の環が閉じる・・!!
   人類は永遠を手に入れるのだ!!)

ジャスティスは防戦一方。
シン「なぜだ なぜ本気で闘おうとしない!アスラン!!」
アス「それは・・・・今のおまえの姿が昔の俺と似ているからだ」
シン「え?」
アス「俺はかつて母を殺された憎しみだけで戦いに身を投じた・・・・
   だからわかる!今のおまえの気持ちが!!
   自分の無力さを呪いただ闇雲に力を求めて・・・・
   だがなシン!その先には何もないんだ!心は永遠に救われはしない!!
   だからもうおまえも過去にとらわれて戦うのはやめろ・・・・
   明日に・・・・未来に目を向けるんだ!」
シン「今さら何を!!
   もう俺は選んだんだ!!この道を!!
   なら行くしかないじゃないかっ!!
   あんたが正しいっていうのなら!俺に勝ってみせろっ!!」
パルマに吹っ飛ばされ、月面に叩き付けられるジャスティス
シン「これで・・・・やっと終わる・・・・この戦争も・・・・
   俺の戦いも!!全てがっ!!」
アロンダイトでとどめを刺そうとするシン
アス「まだだ!!」リフターが上へ飛び出し、シンの注意をそらす
シン(リフターだけ??)
ジャスティスのグラップルスティンガーがアロンダイトを奪い
アス「まだ終わらないっ!!」
キックで運命の左腕を切り裂く
シン「!!くそうっ よくも・・・」
上空から戻ってきたリフターが右腕右足を切断、運命は月面に墜落する
シン「アスラン・・・・あんたやっぱり強いや・・・・」

「まだだ、まだ終わらんよ!!」
アスラン=シャアのオマージュキター!!

崩壊するメサイアの中で手元のコンピュータに「CHACK MATE」の表示
議長「チェックメイトだと・・?
   フフフ・・・・まあいい・・・・
   これもおまえが定めた私の運命だというのか?」
レイ「ギル・・・・」
議長「やあレイ・・・・無事だったか・・・・」
レイ「ごめんなさいギル・・・・僕は・・・・」
議長「もういいんだレイ・・・・おまえはよくやったよ・・・・」

タリアもキラアスも来ません。二人きりの親子心中。
レクイエムとメサイアを破壊したオーブは軍を退き、ザフトも戦闘を停止する。

シン「父さん・・・・母さん・・・・マユ・・・・ステラ・・・・
   けっきょく俺は誰もまもってやれなかった・・・・
   無駄だった何もかも・・・・」
ステ「そんな事ないよ・・!」
シン「え?誰?マユ・・?ステラ?」
ステ「ステラ・・・・シンに会えて良かった・・・・
   だから前を見て 明日を・・・・」
シン「そうだな・・・・ステラ・・・・
   俺はまだ・・・・生きている・・・・
   生きている限り明日はやって来るさ・・・・」

コクピットを出たシンは一人月面を歩いていく。
残骸が浮かぶ宇宙に、月の向こう側から太陽が昇ってきた…END

アスランの最後まで諦めない戦い方がかっこいい!!
顔つきもベビーフェイス風だし、どっちが主人公なんだかわからん。
(対するシンの表情は終始悪役顔なんだよね…)
でもね、レクイエムが発射されようとしている時に手加減して戦う彼は
優先順位を間違えているとしか思えないんですが。

それはともかくシンの散り際は主役として面目を保てるものだったのはよかった。
幻影のステラはちゃんと人間の言葉をしゃべってます。
FP放映前だったのでシンとキラアスの和解シーンはなし。

ジエッジとはかなり性格付けが違いますが、
キャラは総じてアニメより上方修正されたものに仕上がっています。
以上全4巻でした。
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